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事故歴・修復歴は正直に申告する

バイクの事故車とは

そもそも事故車とはどのようなバイクだろうか。
バイクにおける事故車とはフレームが損傷したり、曲がってしまったりしたものをいう。つまり、フレームの損傷がなければ仮に事故に遭ったバイクであっても事故車ではないのだ。
ただ、何らかの理由でフレームを加工した場合、事故車となるので改造を行う場合は注意したい。
どうしてフレームを基準にするのかというと、バイクを安定して走るために必要なパーツだからだ。また、フレームには車体番号がついており、バイクの情報はフレームを基準に管理されているため。
このフレームに損傷があるものを事故車と定義しているのだ。
査定時は、フレームの傷や凹み方で、どのような事故があったのか判断している。この傷や凹みから、他のパーツへの影響や故障のリスクがわかるからだ。
ちなみに修復歴車とは、フレームを修正したり、別のフレームにパーツを載せ替えたもので、買取業者が再販する場合、明記する義務がある。

事故歴・修復歴のあるバイクはどのくらい査定が下がる?

事故歴・修復歴のあるバイクの買取相場は、車種や年式、事故による損傷具合にもよるので、一概に下がるとはいえない。
ただ一般的な例として、事故車でなければ20万円の査定がつくバイクがあった場合、事故車であれば3~5割のダウンになるといわれている。
事故車は買い手が付きにくく、事故歴のないバイクに比べて故障のリスクが高くなるためだ。
そのように考えると、査定時に事故歴・修復歴を伝えることで損をすると思うかもしれない。

事故歴・修復歴の申告で嘘を吐かない

バイクを買取業者に査定してもらう際には、事故歴や転倒歴を正直に申告し、小さな事故でも、決して嘘をつかないようにしてほしい。
中古バイクを売る場合は、事故歴が分からない場合は「不明」と伝えること。
事故や修復歴を隠して売ることは「瑕疵(かし)担保責任」にあたるため、後日、損害賠償請求されることもありえる。
また、査定士には隠している行為に猜疑心を持つため、信頼関係を築くことが重要だ。
リスクを減らすために正直に申告することが重要だ。

事故車や不動車でも買い取ってくれる業者を探そう

買取業者は基本的に事故車や不動車を買取拒否することは少ない。
事故車でも、しっかりとした買取業者でも適正な価格で買い取ってくれる。
しかし、買取不可だった場合、廃車費用として引き取り料がかかることがあるため、無料でも引き取ってくれる業者を探したい。